top middle bottom

介護士の結婚に大きく影響する収入事情

更新日:2021/07/03

雇用形態・収入も影響している

「介護の仕事はやりがいがあるものの、結婚となると難しいんじゃないか?」と考えている介護士も多いようです。なぜそのように考えるのでしょうか?それには収入が大きく関係しています。介護士の収入事情について見ていきましょう。

雇用形態・収入も影響している

雇用形態で結婚率が大きく異なる

まずは既婚率に関する統計から見ていきましょう。これは介護士に限ったことではありませんが、正規雇用とパートやアルバイト、派遣などの非正規雇用とでは既婚率に大きな差があります。
一例として20代~30代の男性の既婚率を見てみましょう。正規雇用の場合は既婚率が27.2%なのに対して非正規雇用の場合は6.7%、と正規雇用のおよそ1/4以下です。これは、非正規雇用は正規雇用に比べて収入や将来性が安定していないことが大きく関係しています。

年収300万の壁

雇用形態によって既婚率に差があるのは年収が大きく異なるからです。ある調査によると20代~30代の男性の場合、年収が200万~300万円台の既婚率は14.6%でしたが、年収が300万円~400万円台になると既婚率は26.0%と、約1.8倍になっています。
つまり、「年収300万円」が結婚するかどうかを左右する大きな分かれ道、ということです。年収が300万円を超えると経済的な不安が軽減されるため、結婚にも踏み切りやすいのでしょう。

介護士の平均年収

介護士の平均年収を見ていきましょう。賃金構造基本統計調査によると、介護士の平均年収は39.5歳で309万円でした。20代や30代前半は年収300万円を切ることも多く、結婚に踏み切るラインまで到達しているのはほんのわずか。これでは結婚を躊躇してしまうのもわかる気がしますね。
ですが、介護士は持っている資格によって年収も変わってきます。無資格の場合は給与水準も低く設定されているため、年収300万円には到達していませんが、入門資格である介護職員初任者研修を取得していると年収が15万円程プラスになります。さらに、介護職員初任者研修の上級資格である介護福祉士やケアマネジャーの資格を取得していれば、もっと年収アップが期待できます。資格を取得することで経済的な不安が軽減できるので、結婚にも踏み切りやすくなりますよ。
介護士は需要が高く将来性もある仕事です。今後ますます需要が高まっていくといわれているので、「職がなくなる」なんて心配もありません。「30歳までには○○の資格をとる」と具体的な目標を掲げていれば、将来の収入の見通しも立てられるので結婚も計画的にすすめることができるでしょう。